【10月16日 AFP】フランスのロゼリーヌ・バシュロナルカン(Roselyne Bachelot-Narquin)保健・青年・スポーツ相は15日、今後、同国内で行われるすべてのサッカーの試合に関して、試合開始前のフランス国歌斉唱の際にブーイングがあった場合は試合を「即刻中止する」との見解を示した。ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領との会談後、明らかにした。

 14日にスタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われたチュニジア代表との親善試合で、フランス国歌斉唱の際にブーイングがあったことを受けた措置。検察当局は「国歌に対する侮辱」で予備捜査を開始した。

 試合はフランス代表が3-1で勝利した。(c)AFP