【6月20日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)準々決勝のポルトガル戦でチームを勝利に導いたドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)が、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相に従っただけと語った。

 12日に行われたグループBのクロアチア戦でレッドカードを受けたシュバインシュタイガーは、前半22分に先制点を挙げ、続く同26分の2点目と後半16分の3点目をアシストし、名誉挽回した。

 そのレッドカードにより、16日に行われたグループステージ第3戦のオーストリア戦で出場停止を受けたシュバインシュタイガーは、その試合をスタンドからメルケル首相と観戦していた。

 ポルトガル戦でのマン・オブ・ザ・マッチに輝いたシュバインシュタイガーは「今日何をすべきか彼女(メルケル首相)が教えてくれたんだ。彼女は(クロアチア戦と)同じような愚かなことをせず、これまでのようにプレーしなさいと言った。そのアドバイスに従ったんだ」と試合後に語った。(c)AFP