【6月19日 AFP】9月に37歳の誕生日を迎えるスウェーデン代表のヘンリク・ラーション(Henrik Larsson)が18日、代表から引退するつもりは無いことを表明した。

 代表復帰を果たしたサッカー欧州選手権2008(Euro 2008)でゴールを決めることはできず、チームも18日に行われたグループリーグ最終戦のロシア戦で0-2と敗れて大会から去ることになったが、セルティック(Celtic)、FCバルセロナ(FC Barcelona)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)などを渡り歩いたラーションは、代表を辞めるという選択肢が無いことを明らかにした。

 ラーションは「これがスウェーデンのシャツを着た僕を見る最後の機会にはならないと思う。2010年のW杯(南アフリカ大会(2010 World Cup))まで行けると思う。その前にまだ予選があるけれどね」と語り、代表続行を明言しながらも「まだ代表チームが必要だと感じていれば、引退することは無い」とし、代表チームが今後も自身を必要とするならばという考えを示した。
 
 ラーションはそうとは考えていないだろうが、チームメイトで35歳のマルカス・アルベク(Marcus Allback)やフレドリク・リュングベリ(Fredrik Ljungberg)、そして36歳のニクラス・アレクサンデション (Niclas Alexandersson)らは、今回が代表引退の潮時と考えているかもしれない。(c)AFP