フリンクス 肋骨を骨折しポルトガル戦への出場が微妙に
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【6月18日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)に出場しているドイツ代表のトルステン・フリンクス(Torsten Frings)が、肋骨(ろっこつ)の骨折により19日にバーゼル(Basel)で行われるポルトガルとの準々決勝への出場が極めて微妙な状況となった。
フリンクスは1-0で勝利を収めた16日のオーストリア戦の後半に負傷しており、フリンクスがポルトガル戦に出場するか否かの決定は試合開始直前に下されることになる。
オーストリア戦の翌日の17日午後に痛みを訴えたフリンクスは、ドイツ代表が滞在しているルガーノ(Lugano)の病院でX線検査を受けた結果、肋骨の骨折が確認された。
代表で通算75試合に出場しているフリンクスはチームで不可欠な役割を担っており、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、フリンクスをポルトガル戦に出場させるためにあらゆる努力を尽くすと語っている。
ドイツサッカー連盟(Deutscher Fussball-Bund、DFB)のウェブサイト上でレーブ監督は「トルステンはチームにとって非常に重要な選手なので、ポルトガル戦に間に合わせるためにメディカルスタッフは可能な限り全ての手を尽くしている。今後数時間は集中的に治療を受けることになる。ポルトガル戦への出場の可否は19日に明らかになるだろう」とコメントしている。(c)AFP