【6月13日 AFP】(写真追加、記事更新)サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)グループB、オーストリア対ポーランド。試合は1-1の引き分けに終わった。

 クロアチア生まれのオーストリア代表ストライカー、イヴィツァ・ヴァスティッチ(Ivica Vastic)は、後半ロスタイムに欧州選手権史上最年長ゴールとなるPKを決めると同時にチームを引き分けに導いた。

 オーストリア代表が今回の欧州選手権以前で最後に出場したメジャー大会である1998年フランスW杯でも得点を記録している38歳のヴァスティッチが同点ゴールを決めたことでチームは準々決勝進出への望みを繋いだが、ベスト8に残るには16日に行われるドイツとのグループリーグ最終戦に勝利しなければならない。

 試合後にヴァスティッチは「多くのチャンスがあったがゴールに繋げることができなかった。最も難しいのはゴールを決めることなんだ。ドイツ戦には全て懸かってくるし極めて重要な試合になると思うが、我々には対戦相手よりも強い精神力がある」とグループルーグ突破に向けて抱負を語った。(c)AFP