【6月4日 AFP】メキシコサッカー連盟(Federacion Mexicana de Futbol Asociacion, A.C.FEMEXFUT)は3日、イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)前監督のスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)氏が、ウーゴ・サンチェス(Hugo Sanchez)氏の後任として代表監督に就任することが決定したと発表した。

 2年契約を結んだエリクソン氏は、自身とマンチェスター・シティの双方の合意により退団することが明らかになった数時間前の1日午後に、メキシコ入りしていた。

 メキシコサッカー連盟選考委員会のホルヘ・ベルガラ(Jorge Vergara)氏は「決定は全会一致でなされた」と語っている。

 エリクソン氏の役割は、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の北中米カリブ海予選を突破することになるが、エリクソン氏は、メキシコ代表がW杯では準々決勝を勝ち抜いたことがないことに触れ「我々の目標は2010年のW杯出場し、過去最高の成績を収めることだ」と語っている。

 メキシコ代表は4日と8日にそれぞれアルゼンチンとペルーとの親善試合に臨み、15日と21日にはホームアンドアウェーでのベリーズ(Belize)との北中米カリブ海2次予選を控えているが、それらの試合では暫定監督を務めているヘスス・ラミレス(Jesus Ramirez)氏が指揮を執ることになっている。(c)AFP