【AFP】5月13日にスペインのセビリア(Seville)でアフリカ大陸の子供たちを支援するために開催されるチャリティーマッチに、コートジボワール代表のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)や、カメルーン代表のサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)ら同大陸のスター選手が出場することが明らかとなった。

 同チャリティーマッチは、セビージャFC(Sevilla FC)に所属するマリ代表のフレデリック・カヌーテ(Frederic Kanoute)が主催し、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の協力の下セビージャの本拠地サンチェス・ピスファン・スタジアム(Sanchez Pizjuan stadium)で開催される。

 セビージャは「チャリティーマッチの主な目的は、アフリカにおける乳幼児死亡率の低減を図るための資金と、カヌーテと共にマリの首都バマコ(Bamako)に『子供たちの街』を築くための資金を集めることです」と声明で発表している。

 また、2007年のアフリカ年間最優秀選手に輝いたカヌーテは「アフリカの友人であり大陸のベストプレーヤーが参加することになる。ドログバをはじめエマヌエル・アデバヨール(Emmanuel Adebayor、マリ)、エトー、ミカエル・エシアン(Michael Essien、ガーナ)から良い返事を貰っている。出場したがっていたよ」と語っている。

 なおこの試合は、2007年8月に心臓発作で試合中に倒れ、その後22歳の若さで亡くなったセビージャのアントニオ・プエルタ(Antonio Puerta)への追悼の意味も込められている。(c)AFP