アリ・ダエイ氏 イラン代表の新監督に
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【3月3日 AFP】イランサッカー協会(Iran Football Federation)は現地2日、元同国代表のスター選手であるアリ・ダエイ(Ali Daei)氏が代表新監督に就任したことを発表し、アジアの強豪イランの数か月に及ぶ指導者探しに終止符が打たれた。
イラン代表として国際Aマッチでの歴代最多得点記録を保持しているダエイ氏は、チーム・メッリ(Team Melli、イラン代表の愛称)を2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)に導く候補として2月に名前が挙げられていたがその可能性は低いとされ、次期監督はイラン系米国人のアフシン・ゴトビ(Afshin Ghotbi)氏が有力視されていた。
国営イラン学生通信(ISNA)は同協会のアリ・カファシアン(Ali Kafashian)会長のコメントとして「アリ・ダエイ氏の方針を調査した後、我々は彼を正式に新監督に任命した。ダエイ氏との話し合いは数日間に及び、彼が協会に計画書を提出した本日も会談を行った」と報じている。
ダエイ氏は、3月26日にアウェーで行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会・アジア3次予選のクウェート戦に向け準備を進めることになる。
また、カファシアン会長は「彼は代表チームに自身の持つ全てのプランを持ち込み、世界有数のプレーヤーだった現役時代と同様に、監督としてもベストを尽くしてくれるだろう。明日(3日)から彼の監督としての仕事は始まり、指揮官としての全権を有することになる。彼の最重要目標はチームをW杯に導くことだ」と国営テレビに語っている。
現役時代ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)やヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)で活躍したダエイ氏は、間違いなくイラン史上最も有名なサッカー選手であり、2007年に現役を退いた後は選手兼監督としてキャリアの最後を過ごしたサイパFC(Saipa FC)で監督を務めていた。
イラン代表として148試合に出場し109得点を記録しているダエイ氏は、対戦相手に恵まれたとは言え元ブラジル代表のペレ(Pele)氏や、元ハンガリー代表の故フェレンツ・プスカシュ(Ferenc Puskas)氏を上回り国際Aマッチにおける歴代最多得点記録を保持している。
1998年のW杯フランス大会と06サッカーW杯に出場しているダエイ氏は、1999年にはアジア年間最優秀選手に輝いている。(c)AFP
イラン代表として国際Aマッチでの歴代最多得点記録を保持しているダエイ氏は、チーム・メッリ(Team Melli、イラン代表の愛称)を2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)に導く候補として2月に名前が挙げられていたがその可能性は低いとされ、次期監督はイラン系米国人のアフシン・ゴトビ(Afshin Ghotbi)氏が有力視されていた。
国営イラン学生通信(ISNA)は同協会のアリ・カファシアン(Ali Kafashian)会長のコメントとして「アリ・ダエイ氏の方針を調査した後、我々は彼を正式に新監督に任命した。ダエイ氏との話し合いは数日間に及び、彼が協会に計画書を提出した本日も会談を行った」と報じている。
ダエイ氏は、3月26日にアウェーで行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会・アジア3次予選のクウェート戦に向け準備を進めることになる。
また、カファシアン会長は「彼は代表チームに自身の持つ全てのプランを持ち込み、世界有数のプレーヤーだった現役時代と同様に、監督としてもベストを尽くしてくれるだろう。明日(3日)から彼の監督としての仕事は始まり、指揮官としての全権を有することになる。彼の最重要目標はチームをW杯に導くことだ」と国営テレビに語っている。
現役時代ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)やヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)で活躍したダエイ氏は、間違いなくイラン史上最も有名なサッカー選手であり、2007年に現役を退いた後は選手兼監督としてキャリアの最後を過ごしたサイパFC(Saipa FC)で監督を務めていた。
イラン代表として148試合に出場し109得点を記録しているダエイ氏は、対戦相手に恵まれたとは言え元ブラジル代表のペレ(Pele)氏や、元ハンガリー代表の故フェレンツ・プスカシュ(Ferenc Puskas)氏を上回り国際Aマッチにおける歴代最多得点記録を保持している。
1998年のW杯フランス大会と06サッカーW杯に出場しているダエイ氏は、1999年にはアジア年間最優秀選手に輝いている。(c)AFP