【1月28日 AFP】Jリーグ、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)に所属する小野伸二(Shinji Ono)が28日、ドイツ・ブンデスリーガ1部ボーフム(Bochum)に移籍するために日本を出発した。

 2008年1月の始めに移籍を視野に入れボーフムでの練習に参加していたが、古傷の左足首の状態が悪化し、契約が見送られていた小野だったが、29日に健康診断を受け、問題がなければ正式契約を結ぶ予定。

 出発前の成田空港(Narita airport)で小野は「すごくいい状態だと思う。違和感なく練習出来そうだ」と明かした。早ければ現地2月3日に行なわれるヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)戦に出場が見込まれていることに関して小野は、「2月3日の試合から出場出来るように準備したい」と意気込みを語った。

 日本代表としてこれまでW杯(1998年、2002年、2006年)に3度出場した小野にとって、今回が2度目の海外移籍となる。初の海外移籍となったオランダ・エールディビジのフェイエノールト(Feyenoord)では2001-02年シーズンのUEFA杯優勝に貢献し、2002年にはアジア年間最優秀選手に輝いた。2006年1月にJリーグ・浦和レッドダイヤモンズに復帰したが、2007年シーズンは怪我に悩まされ出場が減少していた。(c)AFP