【11月29日 AFP】トルコリーグのガラタサライ(Galatasaray)は29日、所属するトルコ代表FWハカン・シュクル(Hakan Sukur)に対してチームの構想外であると伝えた事を明らかにした。

 ガラタサライのアドナン・ポラット(Adnan Polat)副会長は、29日付けのアクサム(Aksam)紙上で「我々は新しいチームを編成しており、そこに彼の居場所は無い。彼にはシーズン終了後に現役引退を発表するべきだと伝えているが、彼がどのような決断を下したとしても、我々は別れなければならない」と語った。

 チームからの戦力外通告を受けて、カール・ハインツ・フェネルドカンプ(Karl-Heinz Feldkampt)監督との確執も噂されていたシュクルは「現役を退く気持ちは無い。あと2年はプレーし続けたい」と主張し、欧州圏内の他国リーグでのプレーを希望してることを明らかにした。

 2002年サッカー日韓W杯の3位決定戦で試合開始11秒でゴールを決めてW杯史上最速得点記録を樹立するなど、トルコ代表として通算109キャップ51得点を記録しているシュクルだが、先日行われた欧州選手権2008(Euro 2008)予選の代表メンバーには招集されておらず、代表チームを指揮するファティ・テリム(Fatih Terim)監督の構想からも外れていると見られている。(c)AFP