【11月20日 AFP】浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は20日、同クラブのホルガー・オジェック(Holger Osieck)監督が、脳梗塞で倒れたサッカー日本代表のイビチャ・オシム(Ivica Osim)監督の後任を務めるといった報道を、公式ホームページ内で否定した。

 日本のスポーツ紙、日刊スポーツ(Nikkan Sports)が20日、日本サッカー協会(Japan Football Association:JFA)は、オシム監督の復帰が難しい場合に備え、回復を祈りつつもオジェック監督を後任に内定したと報道。さらに浦和レッドダイヤモンズがアジア代表となった12月の07クラブW杯(FIFA Club World Cup Japan 2007)終了後にも、日本サッカー協会はオジェック監督の日本代表監督就任を正式発表するだろうといった内容を報道した。

 これに対しオジェック氏が監督を務める浦和レッドダイヤモンズは同日、公式ホームページ内で、オジェック監督が日本代表監督就任に前向きな姿勢を取ったことはない。一刻も早くオシム監督が回復することを願っている。Jリーグは残り2試合となり、2連覇に向けて準備を進めていると発表し、オジェック監督が日本サッカー協会から日本代表監督就任の打診を受けたことはないと否定した。(c)AFP