【11月14日 AFP】サッカー、AFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League)・決勝、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)vsセパハン(Sepahan)。試合は浦和レッドダイヤモンズが2-0で勝利を収め、2戦合計スコアを3-1として日本勢初の大会優勝を果たしアジア王者に輝いた。

 7日に行われたアウェーでの第1戦を1-1で引き分けているためアジア制覇には最低でもスコアレスドローが必要だった浦和レッズだが、本拠地・埼玉スタジアム2002(Saitama Stadium.)に集まった約6万人のサポーターからの声援が選手たちを奮起させた。

 前半7分にロブソン・ポンテ(Robson Ponte)のフリーキックからゴール前に位置取っていた田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka)がヘディングシュートを放って決定機を作るなど試合序盤から試合の主導権を握ってた浦和レッズは、迎えた前半22分にロングパスに反応した永井雄一郎(Yuichiro Nagai)がゴールを決め先制点を奪うと、同41分にはワシントン(Washington Stecanelo Cerqueira)がハーフラインからロングシュートを放つなどセパハンのゴールを脅かし続け、前半1-0で終えた。

 後半に入ると同点ゴールを狙うセパハンの反撃に遭った浦和レッズだったが、迎えた同26分にセパハンのGKが永井のシュートを弾いた所に詰めていた阿部勇樹(Yuki Abe)がヘディングで押し込んで追加点を挙げリードを2点に広げると、後が無くなったセパハンは、後半33分にマフムード・カリミ(Mahmoud Karimi)がネットを揺らすもオフサイドの判定を取られ、同38分にはモハラム・ナヴィドキア(Moharram Navidkia)が放ったロングシュートはゴールマウスを捉えることができず、最後まで得点を奪うことはできなかった。

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