【10月13日 AFP】サッカーイングランド代表のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)は、現地13日に行われる欧州選手権2008(Euro 2008)予選のエストニア戦と07ラグビーW杯準決勝のフランス戦の2試合で、共にイングランド代表が勝利に歓喜することができると信じていると語った。

 ジェラードは、代表のチームメイトが1次予選第3戦の南アフリカ戦で大敗を喫しったものの、準々決勝ではオーストラリア(ワラビーズWallabies)との大接戦を制してフランスとの準決勝まで這い上がってきたラグビーチームの活躍に刺激を受けていることを明かした。

 ジェラードは「彼ら(ラグビーチーム)は本当に素晴らしいプレーを披露し準決勝まで進んだ。逆境を越えた彼らが決勝に進んでくれれば良いね。幸運なことにスポンサーイベントでジョニー・ウィルキンソン(Jonny Wilkinson)と何回か顔を合わせた事があるけれど、最高な男だし試合での活躍を願ってるよ。他のスポーツでもイングランドのチームが活躍しているのは本当に素晴らしいし、サッカーでも同じような成功を収めることが出来ると信じている。W杯に優勝するなんて偉業だし、彼らはまた準決勝まで残ったんだ。我々も今の戦力で何かやり遂げることが出来ると感じている。我々も調子の悪い時期があったがそれがチームを強くしたし、過去2試合でのパフォーマンスを示した上で改善することが出来れば、同時に何かを成し遂げることが出来ると思う」と語り、ラグビーチームが連覇に向け決勝まで勝ち進んでもらうことで自分たちも同様に国の誇りを賭けた戦いをすると硬く決心した。(c)AFP