【9月15日 AFP】サッカー、2005年の東南アジア競技大会（2005 Southeast Asian Games）において八百長を働いたとして起訴されていた元ベトナムU-23代表キャプテンのレ・クオク・ブオン（Le Quoc Vuong）に、5年間の国際試合への出場禁止処分が下されたとベトナムのメディアが報じた。

　国営紙のニャンザン（Nhan Dan）は、「処分は13日にベトナムサッカー連盟から正式に発表され、すぐに処分の効力が発生した」と報じている。

　チームメイトに1250ドル（約14万4200円）の贈賄を渡し、試合で力を抜くよう働きかけていたブオンは、賭博を行っていた組織から報酬を受け取る代わりに八百長を働いたとする罪で620ドル（約7万1500円）の罰金と4年の懲役が科せられていた。また、Pham Van Quyenを含む他の6選手には、執行猶予の処分が下されている。

　ベトナムでは、サッカーの試合を予想するなどの賭博が蔓延しており、警察やベトナムサッカー連盟が八百長の一掃に躍起になっている。今年7月には、2004-2005シーズンのベトナムリーグで9人の審判とサッカー職員による八百長が発覚し、7年の懲役が下されていた。

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