【9月12日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)やイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool)などで監督を務めたジェラール・ウリエ(Gerard Houllier)氏が、フランス代表のテクニカルディレクターに指名されたことが11日に報じられた。

 リヨンをリーグ6連覇に導いた2006-07シーズン終了後に同クラブの監督を辞任したウリエ氏は、現在は欧州サッカー連盟(UEFA)の会長を務めるミシェル・プラティニ(Michel Platini)氏がフランス代表を指揮していた1988年にもテクニカルディレクターを務めていた。

 仏大衆紙「ル・パリジャン(Le Parisien)」は、フランスサッカー連盟(French football federation:FFF)が14日にウリエ氏の就任を発表すると報じており、同協会のジャンピエール・エスカレット(Jean-Pierre Escalettes)会長は「(14日は)発表に適切な時期」と語っている。

 フランス代表のテクニカルディレクターは、自国開催となった1998年のW杯でフランス代表を初優勝に導いて勇退したエメ・ジャケ(Aime Jacquet)氏が同大会以降務めていたが、1月に退任してからはジャン・ピエール・モルラン(Jean-Pierre Morlans)氏が暫定的に務めていた。(c)AFP