【9月27日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)のマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が26日、レッドカードで退場したことについて謝罪した一方で、「誰かを殺したわけではない」と発言し、不満をあらわにした。

 バロテッリは後半ロスタイムに一矢を報いるゴールを決めたものの、ミランが1-2で敗れた22日のナポリ(SSC Napoli)戦終了後に退場処分となり、3試合の出場停止となった。

 バロテッリは26日に伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)に掲載されたインタビューで、「まず最初にチームメートに対し申し訳なく思う」と語った。

「彼らは自分と一緒に厳しい練習を行っている。自分の行為はチームに迷惑をかけた。チームを一生懸命応援してくれているファンに対しても悪いことをしたと思っている」

 しかしながら、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)でプレーした経歴を持つバロテッリは、自分が謝罪する範囲にも限界があると語っている。

「挑発されて過ちを犯したけれど、全員に謝罪するつもりはない。自分は誰かを殺したわけではないからね」

(c)AFP