【5月3日 AFP】サッカーイタリア代表のアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)が2日、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を最後に同代表から引退する意向を表明した。

 自伝『Penso Quindi Gioco(我思う、ゆえに我プレーする)』の発表に臨んだピルロは記者会見で、「2014年で代表を引退する。W杯が代表ユニフォームを着る最後になると思うよ。若い世代に機会を与えなければいけない」と語った。

 イタリアが決勝まで進出したサッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)では華麗な活躍を見せたピルロだが、来年W杯が開催される頃には35歳になる。

 セリエAのユベントス(Juventus)に所属するピルロは「情熱が持続する限り、自分が必要と思う限り、クラブではプレーを続けていくよ。そうでなければすぐにでも引退する」と話した。

 現在セリエA首位のユベントスは、早ければ5日のパレルモ(US Citta di Palermo)戦で2年連続のリーグ優勝を果たす可能性があるが、ピルロは来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)制覇を望んでいるという。

「チャンピオンズリーグは夢だ。来年優勝できることを願っている」

(c)AFP