【4月29日 AFP】12-13イタリア・セリエAは28日、第34節の試合が各地で行われ、ACミラン(AC Milan)は4-2でカターニア(Calcio Catania)に勝利した。

 カターニアに先行されながらも途中出場のジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)の活躍で勝利したミランは、4位フィオレンティーナ(Fiorentina)との勝ち点1差を保ち、3位の座を守った。

 マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)、ケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)、ステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)らがことごとくチャンスをつぶしたミランは、前半30分にカターニアのニコラ・レグロッターリエ(Nicola Legrottaglie)に先制点を許した。

 前半終了間際にマシュー・フラミニ(Mathieu Flamini) のゴールで同点としたミランだったが、後半20分にはゴンサロ・ベルゲッシオ(Gonzalo Bergessio)に勝ち越しゴールを許した。

 これを受けミランのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、アントニオ・ノチェリーノ(Antonio Nocerino)に代えてパッツィーニを投入。すると、後半29分にバロテッリのシュートのこぼれ球をパッツィーニが押し込んで同点とした。

 さらにその3分後には今度はエル・シャーラウィのシュートがセーブされたところにパッツィーニが詰め、ミランが勝ち越し、ロスタイムにバロテッリが自ら得たPKを沈め、勝利を確実なものにした。(c)AFP