【4月29日 AFP】12-13イタリア・セリエAは28日、第34節の試合が各地で行われ、ユベントス(Juventus)が2-0でトリノ(Torino FC)を下した。

 試合終盤にアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)とクラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)が挙げた得点で、ユベントスがトリノダービーを制した。

 この試合を前に、27日には2位ナポリ(SSC Napoli)がデルフィーノ・ペスカーラ1936(Delfino Pescara 1936)を下したため、暫定ながらユベントスは勝ち点差を8とされていた。

 相手の堅い守りと雨に見舞われたトリノの本拠地スタディオ・オリンピコ・ディ・トリノ(Stadio Olimpico di Torino)での戦いで、後半41分にビダルが得点を挙げるとユベントスのベンチは歓喜に沸いた。

 さらに6分後のロスタイムにマルキジオが追加点を挙げてユベントスは今季25勝目を確定させ、今季残り4試合、最大で勝ち点12が獲得できる中、ナポリとの勝ち点差を再び11とした。

 後半45分には、ファビオ・クアリアレッラ(Fabio Quagliarella)へのファウルでカミル・グリク(Kamil Glik)がこの試合2枚目のイエローカードを受け退場となり、トリノは10人での戦いを強いられた。グリクは今季のトリノダービーでは2試合とも退場処分となっている。(c)AFP