【4月28日 AFP】12-13イタリア・セリエAは27日、第34節の試合が各地で行われ、ナポリ(SSC Napoli)は3-0でデルフィーノ・ペスカーラ1936(Delfino Pescara 1936)を下した。

 ナポリはギョクハン・インレル(Gokhan Inler)、ゴラン・パンデフ(Goran Pandev)、ブレリム・ジェマイリ(Blerim Dzemaili)のゴールで最下位のペスカーラに勝利し、首位ユベントス(Juventus)のリーグ優勝決定を最短でも1週間先送りさせた。

 試合開始を前に、首位ユベントスとナポリの勝ち点差は11あり、もしもこの試合でペスカーラが勝つか引き分けて、28日のトリノ(Torino FC)戦でユベントスが勝てば29度目のスクデット(リーグ優勝)獲得となるはずだった。しかし、リーグ戦ここまで33試合でわずか6勝、来季はセリエB再降格の可能性濃厚なペスカーラにとっては無理な注文で、今季24敗目を喫することとなった。

 ナポリはこの結果、28日にトリノダービーを控えるユベントスとの勝ち点差は8とし、同日本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)にカターニア(Calcio Catania)を迎える3位ACミラン(AC Milan)との勝ち点差を10とした。(c)AFP