【4月22日 AFP】12-13イタリア・セリエAは21日、第33節の試合が各地で行われ、ユベントス(Juventus)は1-0でACミラン(AC Milan)を下した。

 ユベントスはこの勝利で通算29回目のリーグ制覇をほぼ手中に収めた。一方、敗れたミランは来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)出場に暗雲が立ち込めた。

 盛り上がりに欠ける展開となっていた両チームの戦いは、後半12分にユベントスのアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)がPKから挙げた得点で決した。

 ユベントスは残り5試合で勝ち点4を挙げればスクデット(リーグ優勝)獲得となるが、27日に2位のナポリ(SSC Napoli)が最下位のデルフィーノ・ペスカーラ1936(Delfino Pescara 1936)戦に敗れた場合、翌28日のトリノ(Torino FC)戦に勝利すれば来週にも優勝が決まる。

 ユベントスはリーグ24勝目を挙げ、同日カリアリ(Cagliari Calcio)を3-2で下した2位ナポリとの勝ち点差を11としている。

 ナポリの白星により、ミランにとってはリーグ2位にまで与えられるチャンピオンズリーグのグループリーグからの出場権獲得は厳しい状況となった。ミランは3位にとどまってはいるものの、2位のナポリとは勝ち点7差をつけられている。

 さらに、プレーオフに勝ち抜かなければ本戦出場できないとはいえ、チャンピオンズリーグ進出の可能性をもつ最後の1枠を目指す4位のフィオレンティーナ(Fiorentina)がミランとの勝ち点差を1に詰めている。(c)AFP/Justin DAVIS