【4月22日 AFP】12-13イタリア・セリエAは21日、第33節の試合が各地で行われ、ナポリ(SSC Napoli)は3-2でカリアリ(Cagliari Calcio)を下した。

 途中出場したロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)が後半ロスタイムに決勝点を挙げ、ナポリがリーグ2位確保に近づいた。

 同日、リーグ3位のACミラン(AC Milan)が首位ユベントス(Juventus)との対戦を控えていたため、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)への出場権を意味するリーグ2位を固めるには勝ち点を落とす余裕がなかったナポリだが、試合終了間際になるまでカリアリがナポリの流れを阻止し続け、試合は引き分けに終わると思われた。

 しかし2-2で突入したロスタイム4分、インシーニェがゴールまで25メートルの距離からカーブのかかったシュートを放ち、ナポリに勝利をもたらした。

 ユベントスは1-0でミランに勝利し、今季リーグ戦24勝目を手にし、ナポリとの勝ち点差を11に保ったとともに、ミランを2位の座から遠ざけた。(c)AFP/Justin DAVIS