【4月22日 AFP】12-13イタリア・セリエAは21日、第33節の試合が各地で行われ、インテル(Inter Milan)は1-0でパルマ(Parma FC)を下した。

 ベテランFWトンマーゾ・ロッキ(Tommaso Rocchi)の終盤の得点で苦しみながらも勝利したインテルは、来季の欧州カップ戦の出場圏内を守った。

 試合前には暫定で8位にまで順位を落とし、勝利が絶対条件という大きな重圧にさらされたインテルだったが、選手の相次ぐ負傷離脱は止まらず、すでに戦列を離れているアントニオ・カッサーノ(Antonio Cassano)、ディエゴ・ミリート(Diego Milito)、長友佑都(Yuto Nagatomo)らに加え、今週に入ってからはエステバン・カンビアッソ(Esteban Cambiasso)とフレディ・グアリン(Fredy Guarin)までもが離脱。13人が出場できない事態に陥っている。

 こうした危機的状況にもかかわらずマッシモ・モラッティ(Massimo Moratti)会長から続投のお墨付きを得ていたアンドレア・ストラマッチョーニ(Andrea Stramaccioni)監督は、メンバーを変更してこの試合に臨んだ。

 インテルは試合を通してパルマに苦しめられたが、後半37分にようやくロッキが時間とスペースを得ると、10メートルのシュートでパルマのGKアントニオ・ミランテ(Antonio Mirante)の守るゴールを破った。(c)AFP