【4月8日 AFP】12-13イタリア・セリエAは7日、第31節の試合が各地で行われ、ACミラン(AC Milan)とフィオレンティーナ(Fiorentina)は2-2で引き分けた。

 10人となったホームのフィオレンティーナは後半に2度のPKで追いつき、ミランはリーグ2位奪取へ向けて痛い引き分けとなった。

 ミランは前半14分に元フィオレンティーナのリカルド・モントリーボ(Riccardo Montolivo)が得点を決めて順当に先制すると、同39分にはフィオレンティーナのネナド・トモビッチ(Nenad Tomovic)がミランのステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)の顔にひじ打ちを浴びせたとしてレッドカードを受け、さらに有利な立場に立った。

 後半17分にはマシュー・フラミニ(Mathieu Flamini)が追加点を奪ったミランだったが、その後はフィオレンティーナのアデム・リャイッチ(Adem Ljajic)とダビド・ピサロ(David Pizarro)にPKを決められ、結局は勝ち点1を分け合うにとどまった。

 今季7度目の引き分けに終わったマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督率いるミランは3位にとどまり、首位のユベントス(Juventus)とは勝ち点13差、本拠地でジェノア(Genoa CFC)に2-0と勝利した2位のナポリ(SSC Napoli)とは同4差となった。

 フィオレンティーナはミランと勝ち点6差の4位を維持したものの、同2差で続くラツィオ(SS Lazio)は8日にASローマ(AS Roma)とのローマダービーを控えている。ラツィオはインテル(Inter Milan)と並ぶ勝ち点50で6位につけている。(c)AFP/Justin Davis