【3月18日 AFP】12-13イタリア・セリエAは17日、第29節の試合が各地で行われ、ナポリ(SSC Napoli)は3-2でアタランタ(Atalanta)に勝利した。

 リーグ首位に立つユベントス(Juventus)は敵地で行われた16日のボローニャ(Bologna FC)戦に2-0で勝利し、リーグ連覇に近づいた。2位につけるナポリは苦しい戦いを強いられながらもアタランタに競り勝って勝ち点差を9に戻した。

 試合開始早々の4分、アタランタのルイジ・ジョルジ(Luigi Giorgi)のフアン・スニガ(Juan Zuniga)に対するファウルでナポリがPKのチャンスを得ると、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がこれを決めて早くも先制。しかし、前半30分にはパオロ・カンナヴァーロ(Paolo Cannavaro)のオウンゴールでアタランタに追いつかれた。

 同点で迎えた後半20分、ペナルティーエリア内でルーズボールに反応したカヴァーニが今季20得点目となるゴールを決めて再びナポリがリードを奪った。

 しかし、同28分にはロングパスを受けたアタランタのヘルマン・デニス(German Denis)がヴァロン・ベーラミ(Valon Behrami)をかわし、飛び出したGKモルガン・デ・サンクティス(Morgan De Sanctis)の横に回り込んで落ち着いてシュート。ボールはゴール前にいたカンナヴァーロの脇をすり抜けてゴールラインを割り、アタランタが再び試合を振り出しに戻している。

 しかし、ナポリは同36分にゴラン・パンデフ(Goran Pandev)が至近距離からチーム3点目を決めると、これが決勝ゴールとなった。(c)AFP/Justin DAVIS