【2月23日 AFP】イタリア・セリエA第26節で行われるミラノダービーを24日に控え、ACミラン(AC Milan)のアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)副会長は22日、インテル(Inter Milan)のサポーターがマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)を「普通」に迎えてくれることを願っていると述べた。

 ミラノダービーはセリエAで最も激しい戦いのひとつに数えられているが、今回の対戦ではバロテッリがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)からミランに移籍したことで、特別な意味を持った試合となる。

 問題児として知られるバロテッリは、マンチェスター・シティに在籍する前にインテルでプレーしており、ガッリアーニ副会長はインテルのファンに対して「普通に歓迎してくれることを願っている」と語った。

「私たちはインテルからバロテッリを引き離したわけではない。マンチェスター・シティから獲得したのだ。だからバロテッリにはどんな嫌がらせも受けてほしくない」

 バロテッリはジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督がチームを率いた2009-10シーズンに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2009-10)、国内リーグ、イタリア杯の3冠を達成するなど、インテルで成功を収めているが、24日の試合ではインテルのサポーターから敵意に満ちた反応を受けることが予想されている。

■インテル在籍時からトラブルを起こしていたバロテッリ

 インテル在籍時からミランファンであることを公言していたバロテッリは、2010年に行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)とのチャンピオンズリーグ準決勝終了後に自分のユニフォームを地面に脱ぎ捨て、サポーターからブーイングを浴びせられていた。試合後にはファンの襲撃を受けている。

 またバロテッリは、インテルを退団する数か月前にミラノ市内のカフェで赤と黒の縞模様で有名なミランのユニフォームを着ているのを写真に撮られている。

 バロテッリがインテル戦で得点を挙げた場合、ゴールパフォーマンスを披露するかどうかはまだ明らかになっていない。

 シーズン開幕直後は出遅れたものの、その後は立ち直りを見せているミランは、首位ユベントス(Juventus)に勝ち点11差のリーグ3位につけており、最近調子を落としているインテルには勝ち点1差でリードしている。

 ガッリアーニ副会長は、「大きな試合だが、これで何かが決まるわけではない。インテルは良いチームだし、我々との勝ち点差は1しか離れていない」と語った。(c)AFP