【2月4日 AFP】12-13イタリア・セリエAは3日、第23節の試合が各地で行われ、ACミラン(AC Milan)は2-1でウディネーゼ(Udinese)を下し、リーグ4位に浮上した。

 ミランは後半ロスタイムに獲得したPKが物議を醸したものの、新天地デビューを果たしたマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が2得点を挙げる活躍を見せた。

 かつて同じミラノに本拠地を置くインテル(Inter Milan)に在籍していたバロテッリは、1日に行われた入団会見で「トロフィー獲得に貢献する」ためにミランに加入したと語っていた。

 試合開始から35秒でポストの横を外れるシュートを放ったバロテッリは、前半25分にウディネーゼのGKダニエレ・パデッリ(Daniele Padelli)からゴールを奪い、ミランのファンにアピールした。

 後半10分にウディネーゼは、ルイス・ムリエル(Luis Muriel)のアシストからジャンピエーロ・ピンツィ(Giampiero Pinzi)が得点を記録し、試合を振り出しに戻した。

 しかし迎えた後半ロスタイム、ミランはステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)と競っていたウディネーゼのトーマス・ウルトー(Thomas Heurtaux)がペナルティエリア内でファウルを取られてPKを獲得すると、それをバロテッリが決めた。

 バロテッリは試合後、スカイスポーツ(Sky Sports)に対して「得点を決めるのは最高の気分だ。でもこれを続けていくことが大事」と語った。

「厳しい時期を乗り越えてきたばかりだが、心から喜びを感じている。マンチェスター・シティ(Manchester City)では思うように出場機会が与えられず、体もなまっていた。今日は非常にリラックスして迎えられたし、準備はできていた」(c)AFP