【1月14日 AFP】12-13イタリア・セリエAは13日、第20節の試合が各地で行われ、ユベントス(Juventus)はパルマ(Parma FC)と1-1で引き分けた。

 ユベントスは後半7分、ペナルティーエリア外からアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)の放ったFKがパルマのジョナタン・ビャビャニ(Jonathan Biabiany)に当たりGKアントニオ・ミランテ(Antonio Mirante)の不意を突くオウンゴールとなり先制した。
 
 しかし同32分、ユベントスのミルコ・ブチニッチ(Mirko Vucinic)がスルーしたボールをカットしたパルマのガブリエル・パレッタ(Gabriel Paletta)が速いパスをニコラ・サンソーネ(Nicola Sansone)に送った。サンソーネはユベントスのマルティン・カセレス(Martin Caceres)を振り切ると、GKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の足元を抜く絶妙のシュートを決め同点とした。

 ユベントスのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は試合後、「パルマの得点は私の責任だ。ブチニッチにスルーしろと命じた。パレッタは素晴らしい読みをみせて、サンソーネにパスを送った」と語った。

 リーグ首位に立つユベントスだが、この日アタランタ(Atalanta)を2-0で下した2位ラツィオ(SS Lazio)との勝点差は3に縮まり、3位ナポリ(SSC Napoli)がラツィオに同2差でつけている。(c)AFP