【1月7日 AFP】12-13イタリア・セリエAは6日、第19節の試合が各地で行われ、ナポリ(SSC Napoli)は4-1でASローマ(AS Roma)に勝利した。

 シーズン得点王を目指すエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がハットトリックを達成したナポリが、ローマに大勝した。

 後半戦初戦となった試合で、ワルテル・マッツァーリ監督(Walter Mazzarri)監督率いるナポリはローマよりも1ランク上のチームであることを示した。

 前半4分、ゴラン・パンデフ(Goran Pandev)のスルーパスを受けたカヴァーニが、アウトサイドシュートで同じウルグアイ出身のローマのGKマウロ・ゴイコエチェア(Mauro Goicoechea)を破り先制点を挙げた。カヴァーニは後半3分と25分にもゴールを決めたが、同27分にローマのパブロ・ダニエル・オスヴァルド(Pablo Daniel Osvaldo)に1点を返された。

 しかし、その2分後にミラレム・ピャネツ(Miralem Pjanic)が危険なタックルで2枚目のイエローカードを受け退場となり、ローマの反撃の望みが絶たれると、ナポリは後半ロスタイムにクリスティアン・マッジョ(Christian Maggio)が4点目を決めた。

 これでリーグ戦12勝目を挙げたナポリは、同日の試合で敗れたフィオレンティーナ(Fiorentina)に代わって3位へ浮上した。また首位ユベントス(Juventus)もサンプドリア(Sampdoria)に1-2と本拠地でまさかの敗戦を喫したため、首位との勝ち点差も7に縮めた。(c)AFP