【1月7日 AFP】12-13イタリア・セリエAは6日、第19節の2試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は2-1でシエナ(AC Siena)に勝利した。

 4日に行われた4部リーグ所属のプロ・パトリア(Pro Patria)との親善試合で、相手ファンから人種差別的な暴言を受けてケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)がピッチを去り、選手全員がその後を追ったことで話題になったACミランだが、本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で貴重な勝利を飾った。

 両チームはスコアレスで前半を終えたが、後半22分にボアテングのクロスにボージャン・クルキッチ(Bojan Krkic)が頭で合わせてミランが先制点を挙げると、同35分にはジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)がPKから得点を挙げ、2点のリードを奪った。

 しかし同42分にシエナのミケーレ・パオルッチ(Michele Paolucci)のゴールで点差を縮められ、マッシミリアーノ・ アレグリ(Massimiliano Allegri)監督統率のミランにとっては肝が冷える試合終盤となった。(c)AFP