【1月7日 AFP】12-13イタリア・セリエAは6日、第19節の試合が各地で行われ、ユベントス(Juventus)は1-2でサンプドリア(Sampdoria)に敗れた。

 11-12シーズン王者のユベントスはインテル(Inter Milan)を優勝争いから事実上脱落させるチャンスだったが、サンプドリアに敗戦を喫して機会を逃した。

 優勝争いの最大のライバルと目されるインテルが同日行われた試合でウディネーゼ(Udinese)に0-3で敗れていたため、ユベントスとしては勝ち点差を決定的な12ポイントにまで広げるチャンスだった。

 しかしユベントスは本拠地でセバスティアン・ジオビンコ(Sebastian Giovinco)のPKで先制しながら、サンプドリアのマウロ・イカルディ(Mauro Emanuel Icardi)に2得点を決められ逆転を許した。

 ユベントスは前半24分、クラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)がペナルティーエリア内で倒されPKを得ると、これをジオビンコが決めて先制した。

 しかし、後半に入って反撃を開始したサンプドリアは後半7分、抜け出したイカルディがエリア手前から逆サイドの隅へ見事なシュートを決め、ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の守るゴールを破った。

 同23分に再びイカルディが今度は角度のないところから強烈なシュートでブッフォンの頭上を抜き、ボールをニアポストに突き刺して決勝点を奪った。

 この結果、敵地ユベントス・スタジアム(Juventus Stadium)で金星を手にしたサンプドリアに対し、今季リーグ戦3敗目を喫したユベントスはインテルを完全に置き去りにするチャンスを逃した。(c)AFP/Justin Davis