【12月10日 AFP】12-13イタリア・セリエAは9日、第16節の試合が各地で行われ、ACミラン(AC Milan)は4-2でトリノ(Torino FC)に勝利した。

 ミランは両チーム合わせて6点が入った点の奪い合いを制した。

 前半28分にマリオ・アルベルト・サンターナ(Mario Alberto Santana)に先制点を許したミランだったが、ロビーニョ(Robinho)、アントニオ・ノチェリーノ(Antonio Nocerino)、ジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)、ステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)が得点を決め、トリノの反撃を終盤のロランド・ビアンキ(Rolando Bianchi)の1点に抑えた。

 これでリーグ戦6勝目となったミランは勝ち点を24へ伸ばし、首位ユベントス(Juventus)と同14差の7位へ順位を上げた。

 勝利の一方でミランは、ナイジェル・デ・ヨング(Nigel de Jong)が負傷交代するという痛手も負った。ミランのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は伊テレビ局メディアセット(Mediaset)に対し、「選手たちはこの勝利をナイジェルに捧げていた。残念なことに彼はアキレス腱断裂のけがをしてしまった。シーズン中に戻ってくることはないだろう」とコメントし、シーズン中の復帰は絶望的と明かした。