【11月27日 AFP】12-13イタリア・セリエAは26日、第14節の試合が各地で行われ、パルマ（Parma FC）がインテル（Inter Milan）に1-0で勝利した。

　前日の試合で首位ユベントス（Juventus）がACミラン（AC Milan）に敗れたため、勝てば首位に勝ち点差1と詰め寄ることができたインテルだったが、ホームで8か月間無敗を誇るパルマが立ちはだかった。

　前半にはインテルのフレディ・グアリン（Fredy Guarin）が先制点チャンスを逃す一方、パルマのマルコ・マルキオンニ（Marco Marchionni）のクロスがオウンゴールを誘いかけたがインテルGKサミル・ハンダノビッチ（Samir Handanovic）が好セーブするなど、両チームが拮抗する緊迫した展開が繰り広げられた。

　後半27分には長友佑都（Yuto Nagatomo）がパルマ守備陣を圧倒する攻撃を見せ、ディエゴ・ミリート（Diego Milito）にチャンスをつなげるも、ミリートのシュートには力がなくパルマGKアントニオ・ミランテ（Antonio Mirante）にセーブされた。

　絶好の好機を棒に振ったインテルは同29分、パルマに先制点を挙げられてしまう。 ハーフライン付近左サイドでボールを拾ったパルマのニコラ・サンソーネ（Nicola Sansone）がドリブルでインテルのディフェンスを抜き去り、そのままシュートを放つと、インテルGKハンダノビッチの指先をすり抜けゴール右下に突き刺さった。

　インテルは同点に追いつこうと怒涛の攻撃を繰り広げたが、得点できないまま試合終了となった。

　同日行われた試合ではナポリ（SSC Napoli）がカリアリ（Cagliari Calcio）を下したため、順位ではナポリがフィオレンティーナ（Fiorentina）とインテルを抜き2位に浮上。インテルは現在4位につけている。(c)AFP