【11月1日 AFP】12-13イタリア・セリエAは31日、第10節の試合が各地で行われ、ユベントス(Juventus)は2-1でボローニャ(Bologna FC)に勝利した。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から新加入のポール・ポグバ(Paul Pogba)が後半ロスタイムに決勝点を挙げて勝利したユベントスは、2位につけていたナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を6に広げた。ナポリは同日行われた試合でアタランタ(Atalanta)に0-1で敗れている。

 ポグバは試合序盤にネットを揺すったがゴールは認められず、また前半16分の鋭いシュートはポストに阻まれていた。

 ユベントスは後半9分にファビオ・クアリアレッラ(Fabio Quagliarella)の得点でようやく均衡を破ったが、ボローニャも同25分にサフィル・スリティ・タイデル(Saphir Sliti Taider)がゴール前約15メートルの位置から角度をつけたシュートを放つと、これが横っ飛びしたGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が届かないところに決まり、同点に追いついた。

 勝ち点1を分け合うかと思われたユベントスだったが、ロスタイムに左サイドからセバスティアン・ジオビンコ(Sebastian Giovinco)が絶妙なクロスを上げると、ポグバが至近距離からヘディングで合わせてボローニャのGKフェデリコ・アリアルディ(Federico Agliardi)を破った。

 ユベントスはこれで今季リーグ10戦で9勝目を挙げ、連続無敗記録を49試合へ伸ばした。(c)AFP/Justin Davis