【9月16日 AFP】12-13イタリア・セリエAは15日、第3節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は0-1でアタランタ(Atalanta)に敗れ、18日に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)のRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)戦に不安を残した。

 今夏にチームの大黒柱だったズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)とチアゴ・シウバ(Thiago Silva)をフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)に放出したミランは、シーズン初戦となったホームでのサンプドリア(Sampdoria)戦に敗れ、開幕からスタートダッシュに失敗していた。

 その後、ボローニャ(Bologna FC)との第2節を3-1で勝利して今後に期待を持たせたミランだったが、第3節はシーズン初戦とほぼ同じ展開となり、後半19分にアタランタのルカ・チガリーニ(Luca Cigarini)に決勝点を奪われ、本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で2連敗を喫した。

 ミランのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、ナイジェル・デ・ヨング(Nigel de Jong)、マッシモ・アンブロジーニ(Massimo Ambrosini)、ケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)をピッチに送り出し、メンバー表では勝ち点3獲得に相応しくみえたが、連動性を欠いたチームはチャンスを生かせなかった代償を結果で支払った。(c)AFP/Justin Davis