【9月2日 AFP】12-13イタリア・セリエAは1日、第2節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は新戦力のジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)が活躍し、ボローニャ(Bologna FC)に3-1で勝利した。

 ミランサポーターの怒りを買ったアントニオ・カッサーノ(Antonio Cassano)とのトレードでインテルから加入したパッツィーニだったが、ハットトリックを達成したことでサポーターの信頼を勝ち取った。

 サンプドリア(Sampdoria)にまさかの敗戦を喫した第1節に出場していたパッツィーニは前半16分、ボローニャのニコロ・ケルビン(Nicolo Cherubin)に左サイドで倒されて得たPKから移籍後初得点を挙げ、チームに先制点をもたらした。

 その後、ミランは前半42分にボローニャのアレッサンドロ・ディアマンティ(Alessandro Diamanti)に同点ゴールを許したものの、後半32分にパッツィーニはボローニャのGKフェデリコ・アリアルディ(Federico Agliardi)のミスからこの日2得点目となるゴールを決めると、同40分にはペナルティーエリアの外から放たれたシュートをヒールキックで合わせ、ハットトリックを達成した。

 同日行われたもう1試合では、トリノ(Torino FC)が11-12シーズンのセリエB王者デルフィーノ・ペスカーラ1936(Delfino Pescara 1936)に3-0で快勝している。(c)AFP