【8月26日 AFP】イタリア・セリエAは25日、12-13シーズンが開幕し、王者ユベントス(Juventus)は2-0でパルマ(Parma FC)を下し、シーズン初戦を白星で飾った。

 アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)がPKを止められるなど、前半は不安定な立ち上がりを見せたユベントスだったが、後半に入るとシュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)とアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)が立て続けに得点を決め、11-12シーズンから続くリーグ無敗記録を40に伸ばした。

 シエナ(AC Siena)を率いていた10-11シーズンに八百長に関与したとしてアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が10カ月の資格停止処分を受けているユベントスは、暫定監督に昇格したマッシモ・カレーラ(Massimo Carrera)氏が指揮を執ったが、ビダルのPK失敗を筆頭に試合序盤から波に乗ることはできなかった。

 それでも後半に入るとチームは立ち直りを見せ、ユベントスは後半10分にクワドォー・アサモア(Kwadwo Asamoah)の折り返しからリヒトシュタイナーが先制点を挙げると、直後の同13分には、欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)でイタリア代表が躍進する立役者となったピルロが直接FKを決め、パルマを突き放した。(c)AFP