【7月14日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するスウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の代理人は13日、噂されているフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)移籍にはほど遠いことを明かした。

 イブラヒモビッチの代理人であるミンド・ライオーラ(Mindo Raiola)氏は、イタリアのテレビ局メディアセット・スポルト(Mediaset Sport)に対し 「イタリアでは勝手に物語が創作される。移籍合意なんてほど遠い話だ」とコメントした。

 ライオーラ氏はまた、PSGのレオナルド(Leonardo Nascimento de Araujo)スポーツディレクターと13日に会談することを明かし、「会う約束をしているが、会いたくないね」と語った。

 PSGに近いメディアは、イブラヒモビッチとブラジル代表のチアゴ・シウバ(Thiago Silva)の移籍でACミランと合意に達したと報じており、PSG側は移籍金6500万ユーロ(約63億円)を用意したとも伝えられている。

 ロンドン五輪のブラジル代表にオーバーエージ枠で選出されているシウバは、現在母国ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ(Rio de Janeiro)で練習を行っているが、同選手の代理人を務めるパウロ・トニエット(Paulo Tonietto)氏は、PSGからの接触はないとしている。(c)AFP