【6月22日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は21日、パルマ(Parma FC)に所属するイタリア代表のセバスティアン・ジオビンコ(Sebastian Giovinco)が、2シーズンぶりにチームに復帰することを発表した。ジオビンコがユベントスに復帰するのは、今回で3度目となる。

 ユベントスとパルマはジオビンコを共同保有していたが、ユベントスは1シーズン前に300万ユーロ(約3億円)でパルマに放出した保有権の半分を、1100万ユーロ(約11億円)で買い戻した。

 ユベントスと3年契約を結んだジオビンコは、11-12シーズンのリーグ戦で36試合に出場して15得点を記録する活躍を見せると、現在行われている欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)ではグループリーグ2試合に途中出場している。

 ユベントスが八百長スキャンダルによりセリエB(2部)に降格した06-07シーズンにデビューしたジオビンコは、07-08シーズンに1年間の期限付きでエンポリ(Empoli)へ移籍した。

 その後ユベントスに復帰したジオビンコだったが、アレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)やジエゴ・リバス(Diego Ribas)からポジションを奪うことができず、10-11シーズンに期限付きでパルマに加入していた。(c)AFP