【10月19日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)のアンドレア・アニエッリ(Andrea Agnelli)会長が18日、アレッサンドロ・デルピエロ(Alessandro Del Piero)が今シーズン限りで退団することを発表した。

 11月で37歳になるデルピエロは、1993年からユベントス一筋でプレーし続け、クラブ歴代最多得点記録と最多出場記録を保持している。

 この日行われた株主総会でアニエッリ会長は「今シーズン限りで退団する私たちの主将に心から敬意を表し、感謝を捧げたい。デルピエロとユベントスの関係はジャンピエロ・ボニペルティ(Giampiero Boniperti)元会長から始まり、私との契約で最後となった。クラブを去る決断を下したのはデルピエロ自身だ」と語った。

 1993-94シーズン前にパドバ(Calcio Padova)から加入したデルピエロは、ユベントスに在籍した18シーズンで5度のリーグ優勝に導き、1996年には欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)制覇を果たしている。

 また、イタリア代表としては06サッカーW杯優勝に貢献するなど、91試合で27得点を記録している。(c)AFP