【5月8日 AFP】10-11イタリア・セリエAは7日、第36節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)がASローマ(AS Roma)と0-0で引き分けて、今季リーグ戦を2試合残し通算18度目の優勝を飾った。

 引き分け以上で今節でのスクデット(リーグ優勝)獲得が決まるミランは、危なげなく勝ち点1を積み上げた。ミランは、リーグ戦3試合を残している2位のインテル(Inter Milan)との勝ち点差を9としたが、直接対決で優位に立っているミランをインテルが上回ることはできなくなった。
 
 ミランのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、就任初年度でのタイトル獲得に喜びをあらわにした。

 「まず選手たち、そして、素晴らしいチームを与えてくれた(シルビオ・ベルルスコーニ)会長に感謝したい。初年度に優勝できたことはとっても満足だ。すでに力のあるチームを今後も強化していく必要があるが、会長はプレゼントをしてくれると言ってくれているから、誰もが幸せだ」

 ミランは、らしからぬパフォーマンスだったが、必要な勝ち点を手に入れるために欠くことのできない落ち着きある統率された動きを見せた。(c)AFP/Barnaby Chesterman