【5月2日 AFP】10-11イタリア・セリエAは4月30日、5月1日に第35節の試合が行われ、首位ACミラン(AC Milan)がボローニャ(Bologna FC)に1-0で勝利し、通算18度目のリーグ制覇まで勝ち点1と迫った。

 ミランは前半8分、ロビーニョ(Robinho)のパスに抜け出したマシュー・フラミニ(Mathieu Flamini)が、ボローニャのミゲル・ブリト(Miguel Brito)を個人技で抜き去るとGKエミリアーノ・ヴィヴィアーノ(Emiliano Viviano)との一対一の場面を作り出し、先制点を決めた。

 2位のインテル(Inter Milan)戦の結果によっては試合前にミランの優勝が決まる状況だったが、インテルは後半ロスタイムのジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)の2得点でチェゼーナ(AC Cesena)を2-1で下し、望みをつないだ。

 ミランは次節、アウェイでのASローマ(AS Roma)戦で勝つか引き分ければ優勝、敗れた場合でも2位インテルがフィオレンティーナ(Fiorentina)に引き分けるか負ければ、スクデット獲得となる。

 ミランのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「3試合で勝ち点1は取れるだろう。調子は上向きだし、できるだけすぐに勝ち点を取りたい」と、優勝争いにはもはや終止符が打たれたとの見方を示した。

 3位につけるナポリ(SSC Napoli)は1-0でジェノア(Genoa CFC)を下している。(c)AFP/Barnaby Chesterman