【4月25日 AFP】09-10イタリア・セリエAは24日、第35節が各地で行われ、インテル(Inter Milan)は下位に低迷するアタランタ(Atalanta)に3-1で勝利し、暫定首位に立った。

 インテルは前半5分にシモーネ・ティリボッキ(Simone Tiribocchi)の得点で先制されたが、同24分にディエゴ・ミリート(Diego Milito)、同35分にマクドナルド・マリガ・ワンヤマ(McDonald Mariga Wanyama)、後半32分にクリスティアン・キヴ(Cristian Chivu)が得点して逆転勝ちした。

 3位ACミラン(AC Milan)は同日、パレルモ(US Citta di Palermo)に1-3で敗れ、逆転優勝が難しくなった。

 ミランは前半、チェーザレ・ボボ(Cesare Bovo)とアベル・エルナンデス(Abel Mathias Hernandez Platero)に得点を許し、主導権を奪われた。

 後半10分にクラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)の得点でミランは1点を返したが、同24分にファブリツィオ・ミッコリ(Fabrizio Miccoli)に得点され、勝敗が決まった。

 ミランは残り3試合を全勝すればインテルの現在の勝ち点(73)に並ぶことができるが、ミランは直接対決でインテルに連敗しているため、ミランの優勝への望みはほぼ無くなった。

 インテルはASローマ(AS Roma)に勝ち点差2をつけて首位に立ったが、25日にサンプドリア(Sampdoria)に勝利すればローマが再び首位に立つ。(c)AFP/Barnaby Chesterman