【3月18日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するイングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)が、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)出場が絶望的となったアキレス腱(けん)断裂手術から2日後の17日夜、ロンドン(London)に到着した。

 ベッカムの広報を務めるシモン・オリベイラ(Simon Oliveira)氏は「今後数日はロンドンに滞在し、その後、療養を続けるためロサンゼルス(Los Angeles)に渡る」と話している。

 ベッカムと妻ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)は同日、自家用機で手術を受けたフィンランドを後にしている。

 ベッカムは14日、ACミランのホームで行われたキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)戦の試合終了間際に左足を痛め、涙と苦痛にゆがんだ顔で担架に乗せられてピッチを後にし、15日にはフィンランドで手術を受けていた。

 術後ベッカムは手術が成功したことを明かしているが、このけがにより6月11日に開幕する南アフリカ大会の出場は絶望的となっている。(c)AFP