【8月31日 AFP】08-09イタリア・セリエA第1節、サンプドリア(Sampdoria)対インテル(Inter Milan)。試合は1-1の引き分けに終わり、インテルのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督にとってリーグ初戦はフラストレーションのたまる結果となった。

 インテルはズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)のゴールで先制したが、サンプドリアはジェナロ・デル・ヴェッキオ(Gennaro Delvecchio)の同点ゴールにより勝ち点1を手にした。

 モウリーニョ監督はリードを守り切れなかったことで満足していないだろうが、試合終了のホイッスル後に重い足取りでピッチを後にしたインテルの選手に対し、サンプドリアの選手は優勝したかのように歓喜し、両チームの志が異なっていることが顕著となった。

 試合後にモウリーニョ監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「我々は試合を決めることができなかったので結果は公正なものだが、難しい場所での引き分けは騒ぎ立てるようなものではない。大いに満足してはいないが、チームは悪いプレーをしたわけではない」と語り、冷静さを失っているようには見えなかった。(c)AFP/Barnaby Chesterman