【12月2日 AFP】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が選ぶ2007年の世界年間最優秀選手(バロンドール)に、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するブラジル代表のカカ(Kaka)が選出された事が発表された。

 カカは、2006-07欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)で、ミランを2002-2003シーズン以来4シーズンぶり通算7度目の優勝へと導き、10得点を記録して得点王、さらには大会MVPに輝くなどの活躍が評価され444票を獲得し、2005年に受賞したFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するブラジル代表のロナウジーニョ(Ronaldinho)、2006年に受賞したリーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するイタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)に続いてのバロンドール受賞となった。

 また2位には277票を獲得したイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、3位には255票を獲得したFCバルセロナに所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が入った。

 カカは「私にとってとても特別なことです。(バロンドール受賞で)今シーズンを最高の形で締めくくることが出来ました」と喜びを語り、「(バロンドールは)数ある賞のなかでも最高の賞です。そしてこのような賞を獲得するため唯一の方法は、ACミランのようなチームでプレーすることです。勝つチームの選手であることは素晴らしいことです」と語った。(c)AFP