【7月7日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がクラブのスポンサーである独スポーツ用品大手アディダス(Adidas)のライバル企業、ナイキ(Nike)の製品を着用したマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)、マリオ・ゴメス(Mario Gomez)、ヤン・キルヒホフ(Jan Kirchhoff)に罰金を科したことが明らかとなった。

 新たにバイエルンに加入したゲッツェとキルヒホフは、2日に行われた入団記者会見でナイキ社製のTシャツを着用。ゴメスは、4日の練習中に同社製の帽子を着用しているところを写真に収められている。

 3選手はナイキ社と個人契約を結んでいるが、クラブはアディダス社との契約を結んでおり、その中で、公式行事ではアディダス社製品の着用を義務づけられている。

 クラブ広報のマーカス・ホーウィック(Markus Hoerwick)氏は3選手に罰金を科したことを認め、この収益金が6月にドイツ南部をおそった洪水の被害者に寄付されるとしている。(c)AFP