【5月19日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第34節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は4-3でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)を下し、リーグ最終戦を白星で飾った。

 メンヘングラッドバッハが試合開始10分までに3ゴールを一気に奪い、バイエルンは序盤から2点差を追う立場となったが、フランク・リベリ(Franck Ribery)の2ゴールで同点に追いつき、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)の得点で逆転に成功した。

 バイエルンは今季リーグ戦34試合で29勝目を挙げており、勝利数、勝ち点数、失点数、2位との勝ち点差などを含めて25個のリーグ記録を樹立している。

 25日に控える欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)決勝でも同じ先発メンバーが組まれそうなバイエルンは、今季アウェーでわずか4失点だったが、この試合の開始10分間までに3ゴールを許した。

 前半4分、マルティン・シュトランツル(Martin Stranzle)の得点でメンヘグラッドバッハが先制すると、わずか66秒後にはバイエルンのセンターバック、ボンフィム・ダンテ(Dante Bonfim Costa Santos)のミスからマイク・ハンケ(Mike Hanke)に追加点を挙げられた。

 同7分にはリベリからパスを受けたハビ・マルティネス(Javi Martinez)が1点を返すも、同10分にはハヴァルト・ノルトヴァイト(Havard Nordtveit)のシュートがバイエルンのGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)を破り、メンヘグラッドバッハが再び2点のリードを奪った。

 ユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督がいら立つ中、同18分にはリベリが絶好のシュートで2-3とし、1点差で前半を折り返した。

 後半8分にリベリの2点目で同点に追いついたバイエルンは、同14分にはリベリのクロスにファーポストのロッベンが合わせて逆転ゴールを決めた。(c)AFP/Ryland JAMES