【5月19日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第34節の試合が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1-2で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に敗れた。

 試合時間残り13分間から2回手にしたPKをセヤド・サリホヴィッチ(Sejad Salihovic)がともに決め、ホッフェンハイムが逆転で勝利を収めた。リーグ16位となったホッフェンハイムは、1部残留をかけて2部3位のカイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)と昇格・降格プレーオフを戦う。17位となったフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)は2部降格が決まった。

 ドルトムントは主将のGKロマン・ヴァイデンフェラー(Roman Weidenfeller)が後半36分にペナルティーエリア内でファウルを犯して決勝点につながるPKを献上し、さらには退場処分となった。

 前半6分にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のゴールで先制したドルトムントは、その後も再三チャンスを作りながらも追加点を挙げられないままハーフタイムを迎えた。後半32分にはマッツ・フンメルス(Mats Hummels)がエリア内でファウルを犯し、同点となるPKを決められた。その後、フンメルスは負傷交代となった。

 同点に追いつかれたわずか4分後、ヴァイデンフェラーが1発退場となったが、ドルトムントはすでに3人の交代枠を使い切っていたためウィンガーのケヴィン・グロスクロイツ(Kevin Grosskreutz)が急遽GKを務めることになった。

 サリホヴィッチが2度目のPKを成功させるとホッフェンハイムが逆転に成功。後半ロスタイムにはドルトムントのマルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)が敵陣のゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定により無効となった。(c)AFP