【4月21日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第30節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は6-1でハノーバー96(Hannover 96)を下した。

 ハノーバーに大勝したバイエルンは、23日に行われるFCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)準決勝第1戦に向けて準備を整えた。

 バイエルンはこれでブンデスリーガ新記録となるリーグ戦26勝目を挙げてアウェー9連勝を達成するとともに、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が前シーズンに記録していた1シーズンの最多勝ち点81に並んだ。

 ハノーバーは終盤にアンドレ・ホフマン(Andre Hoffmann)がヘディングシュートを決め、バイエルンのシーズン20回目の無失点試合の記録はなんとか防いだものの、バイエルンはその直後、この日ここまで1得点2アシストを挙げていたクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)が自身2得点目を決め、バルセロナ戦の先発起用に向けてアピールした。

 バイエルンを率いるユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督はメンバーを大きく入れ替えながらも圧勝したチームについて、「選手は何度も、我々にBチームはなく、あるのは強力なAチーム1つだけだと示してくれた。全員が非常に高い士気を保ち、前半のうちに大勝の足掛かりを作った」とコメントした。

 ハインケス監督は何人かの主力選手を休ませるため、普段の4-2-3-1から4-4-2へ布陣を変更し、マリオ・ゴメス(Mario Gomez)とベテランのピサロの2トップで試合に臨んだ。(c)AFP/Ryland JAMES